年代物のスピーカーを不用品として処分する時の選択肢
自宅に眠っている不用品の中には所有者にとってはいらない物でも他の人には喉から手が出るほど欲しいレアなアイテムになることもあります。
オーディオ機器は年月を重ねることで骨董品としての価値が高まっていくものも少なくありません。音を出すためのスピーカーもその一つで、専門店に買取の査定を依頼したら予想以上の金額を提示されたというケースもあります。
ごみとして処分をすれば利益になりませんが、買取を選択すれば不用品を処分できる上にお金まで手に入れることができるのです。
多くの業者が査定は無料で行ってくれるので提示された金額を見てから判断しても遅くはありません。20年以上経過してすでに生産が終了しているスピーカーは高額査定が期待できるので専門業者に査定の依頼をすることが賢く処分するコツです。
事前に簡単な拭き掃除をして埃を取り除く、付属品も一緒に出すといった作業を行っておけばより査定額が高くなることもあります。
ただし、買取は正常に作動することが基本条件です。どんなに年代物で価値のあるスピーカーでも壊れて動かなければ商品として販売することができないので断られてしまいます。使わずにいた物はパーツの劣化による不具合が起きるケースもあるので二度手間を避けるために確認しておかなくてはいけません。
買取を断られてごみとして処分する時はスピーカーのサイズで出し方が変わるので注意が必要です。可燃、不燃の家庭用のごみは一辺が30cm以内という規定があります。
30cm以上の大型スピーカーは自治体、民間業者に費用を払って粗大ごみとして回収してもらわなくてはいけません。自治体は費用が安く済む反面、回収日の指定ができないのがデメリットです。一方、民間業者は自分の都合の良い日に回収してもらえるのがメリットになりますが、最低個数が決められていることもあります。
インターネットのホームページで利用条件を確かめることが大切です。この時に複数の業者をピックアップして費用の比較検討をする作業も合わせて行うと無駄な出費を抑えられます。