リモコンを不用品として捨てることによるデメリット
テレビを始めとした家電品を本体から離れた場所から操作できるリモコンは本体とは別に処分することができます。
比較的多いのが長期間の電池の入れっぱなしによる液漏れで使用不可になったリモコンを不用品として捨てるケースです。こうしたリモコン単品の処分にはいくつかのデメリットが生じることもあります。その一つが本体を買取に出す場合の査定の減額です。
商品の買取は本体の状態はもちろん、付属品の有無でも大きく影響します。特にリモコンがなければ本体を作動させることができない商品は大幅な減額、もしくは買取自体を断られてしまいかねません。
テレビや音楽プレーヤーのように本体で操作ができる家電品でも付属品が揃っていなければマイナスになります。個人売買でやり取りをするネットオークションも同様です。
利用者の多くは付属品を含めた状態の良し悪しで判断をするのでリモコンがないだけでも入札件数が少なくなることはあります。
買取やフリーマーケットによる現金化は考えず壊れるまで使って処分をするという人は単体で捨てても問題はありません。コンパクトな形状からリモコンを家庭用の燃えないゴミとして出してしまう人も多いのが実情です。
家庭用のごみは一辺が30cm以内という規定が設けられているので条件には当てはまっていますが、リモコンは小型家電に分類されます。小型家電はリサイクルの対象となるので燃えないごみではなく自治体で指定されている専用の回収ボックスに入れなくてはいけません。
回収ボックスの設置場所は自治体によってそれぞれ異なるのでホームページや電話による問い合わせで確認する必要があります。
他の燃えないごみと一緒に出してしまったことで回収してもらえずに二度手間になるという事例は珍しくありません。
サイズに関係なくリモコンは決められた場所に出すことが大切です。中に入っている電池は燃えないごみに分類されるので事前に中身を取り出しておくことも忘れてはいけません。